定年後マンションライフ

郊外の一戸建てから駅近マンションに引っ越すまでのことや、日々のシニアライフを書いています。

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「パリのアメリカ人」 観てよかった 宝塚雪組 

御園座で 宝塚雪組公演
「パリのアメリカ人」を見てきました

 

以前四季版を観た時は、バレエが素晴らしかったので

芝居の雪組、宝塚はストーリーで魅せるのかな、と思っていたら

 

なんの、なんの、

踊りまくりです🥰

リズ役の音彩さん、羽が生えたように軽やかに踊り続けて、夢を見ているようでした。

 

四季版がテクニカルでスタイリッシュなら

宝塚版は鮮やかで、華やかで、若さ弾けるパワーでしょうか。

 

ラジオシティ・ミュージックホールの場面は宝塚の真骨頂
せおっちはなんてレビューが似合うんでしょう!

足が悪い役の縣さんもここでは 踊る、踊る
見ているこちらも嬉しいです

 

コメディー部分もあって、楽しく進んでいくんだけど

 

根底にある戦争の傷はキッチリと描かれてあって、

それがリアル男性じゃないから、迫力には欠けるけど

それはしょうがない。

 

哀しみやどうしようもない想いはちゃんと伝わってきました。

朝美さん、明るさと苦悩の塩梅が難しい役だったけど、丁寧にお芝居される方ですね。

 

そんな背景を観客が知ってからの ラスト、そしてフィナーレ
まばゆいフィナーレは心を救ってくれました

 

 

一昨年からの残念な劇団の対応に 
宝塚から心が離れそうになっていたけど


目の前で素晴らしいエンターテイメントを届けてくれている雪組生を見ていると

もうこれから見守っていくしかないんだと思いました。

 

私なんかでは計り知れない想いを抱えて、
それでも踊って、踊って、踊って
私たちには笑顔をいっぱい届けてくれている

 

作品の内容とオーバーラップして
若者達が愛おしかったです

 

正直 楽しかった

まだ 少し複雑な気持ちはあるけど、
やっぱり ありがとうと言いたい

 

普段 プログラムを買わない私が

帰る時に買ってしまいました

 

そのくらい

覚えておきたい作品でした

 

だから どうか 

その笑顔が舞台裏でも続きますように

私達を幸せにしてくれているから

皆さんも どうか 幸せな毎日がありますように

 

会社に期待はできないから

祈るのみです